【平均月収13万】成功の秘訣と仕事への姿勢をインタビュー!

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2020年9月時点で、全国に950名を超える福祉ネイリストを輩出している日本保健福祉ネイリスト協会の中でも、活動の範囲や方法、収入面等さまざまです。そんな中でも「福祉ネイルで日本を元気にしたい!」という熱い想いと使命感をもって、この度2020年10月17日にわずか3年で日本保健福祉ネイリスト協会認定校講師の資格をとられた守谷真里さんに取材させていただき、今まで福祉ネイリストとしてどんな道のりを歩んできたのか、これからの挑戦や想いを伺いました。

プロフィール

守谷 真里(もりや まり)さん

福祉ネイリスト歴約3年。東京都世田谷区在住で、日本保健福祉ネイリスト協会の東京都自由が丘認定校を卒業。現在は福祉ネイリストとして活動しながら、東京都世田谷区にあるローズローズで勤務し、ネイルサロンやネイルスクールでの仕事を並行して行っている。自主企画で、毎月福祉ネイリスト向けに『守谷の勉強会』として、営業や施設訪問のための勉強会を実施。認定校養成講座を受講し、今月(2020年10月)日本保健福祉ネイリスト協会認定校講師の資格を取得。

 

福祉ネイリストの活動

守谷さんは福祉ネイリストになられて約3年が経つのですね。福祉ネイリストとして今までどのような活動をされてきたのでしょうか?

はい、この冬で3年が経ちます。福祉ネイリストになりまして始めの半年は、卒業校から紹介を受けた施設様に訪問・施術させていただき、経験を積みました。それから独り立ちをしまして、丸一年くらい営業に集中しました。ありがたいことにそれから徐々に定期訪問する施設様も増えていきました。

ちょうど福祉ネイリストになって1年半が経過した頃、私の経験を元に営業や施設訪問のノウハウを他の福祉ネイリストさんたちにお伝えすることで、せっかく取得した資格を活かしきれていない福祉ネイリストさんがいる中で一歩踏み出す勇気だったり、キッカケだったりに繋がってくれたらという思いや一緒に日本を元気にしていって欲しい!という思いで始めた『守谷の勉強会』。月一回、アフターフォロー付きで開催させて頂いております。

そしてこの度、日本保健福祉ネイリスト協会の認定校講師になられたそうですね?

そうなんです。福祉ネイリストになってこの3年、一生懸命駆け抜けてきましたので、認定校講師になれたことをすごく嬉しく思いますし、卒業校の寺木先生をはじめ、たくさんの支えてくださった方々に心より感謝しています。これからたくさんの生徒さんに出逢えることが楽しみでなりません。

 

福祉ネイリストになろうと思ったきっかけ

守谷さんは福祉ネイリストをされる前は何をされていたのでしょうか?

元々は美容師をしておりまして、体の不調があって断念せざるを得なくなりました。その後40代に入ってからネイリストの資格を取りました。

福祉ネイリストになろうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

知人の美容室で、ネイリストとして働いていた時に、90歳の緑内障のおばあちゃまがご来店されまして、ネイルをさせていただくことになったのです。その方は老人ホームからタクシーで美容室にいらっしゃる常連様で、「私はいつか目が見えなくなってしまうのよ。」とお話されていました。その時、人生で初めてネイルをされたそうで、翌朝、私に電話をくださり、「朝、目覚めて手を見たら爪がキラキラしていてね。とても綺麗で心が豊かになりました。本当にありがとう。人生の楽しみができたわ。」と仰ってくださったのです。

その言葉をいただいた時に、私は電話口で涙が溢れてきました。その時に、ネイルには人の気持ちを幸せにする凄い力があるのだなと感じました。そして、私はこの仕事に一生携わり、この幸せな想いを広げていこうと決意しました。その中で、施設などに訪問に行かせていただきネイルを施術するにはどうしたらよいか調べていき、福祉ネイリストという資格にたどり着いたのです。

 

福祉ネイリストとしての平均月収は13万、最高月収はなんと15万!

福祉ネイリストの活動とその他のネイルのお仕事はどのような割合で行っているのですか?

大体月の半分は福祉ネイルのお仕事で施設訪問をさせていただいております。その他の時間でネイルサロンやネイルスクールのお仕事をさせていただいております。

福祉ネイリストとしての収入はどのくらいでしょうか?

今は新型コロナウイルス感染症の影響で収入面でもダメージを受けておりますが、感染症流行前では、月平均13万円くらい、最高では15万円を超えたこともありました。

福祉ネイリストのお仕事で半月の収入としては、すごいですね!

リアルなお話です(笑)。 年末などのイベントが重なる時期であったり、やはりご高齢の方も爪をキレイにしてから新年を迎えたいというご要望が多いので年末は福祉ネイリストの収入が高くなることも多いですね。

現在、新型コロナウイルス感染症の影響で福祉ネイリストの活動はどうでしょうか?

現在は、元々訪問させていただいておりました施設の約半分の施設様しか再開できておらず、収入面においてはかなりダメージを受けております。しかし、そんな中でも形を変えて、感染症対策を徹底した上で訪問させていただける施設様でお試し会を実施したり、地域イベントに参加したり、『守谷の勉強会』を開催し福祉ネイリストの卵さんの準備期間に当てております。

 

福祉ネイリストとして成功したわけ

平均月収13万円を稼ぐようになるまでに努力してきたことはありますか?

努力…。自分が本当にやりたいと思ったお仕事を表現させていただいているだけなので、あまり努力しようという意識はなかったのですが。確かに、営業ど素人でしたので、順風満帆に進んだということはなく、いろんな壁にぶち当たることはありました。

でも、ピンチはスーパーチャンスと思い、ただ諦めずにやり続けました。ひたすら電話をかけて、やっと一件営業訪問に行かせていただけるといった感じでしたので。初めは自宅の近くの施設様から当たっていましたが、最終的には1時間以上かけて通っている施設様もありますが、でも、楽しみに待ってくださるご利用者様のことを考えるとそこは全然苦ではないですね。

 

仕事の向き合い方

守谷さんにとって福祉ネイリストとして仕事をしていく上で大切にしていることはありますか?

はい。これまで福祉ネイリストとして活動させていただいて、いろんな出来事があったのですが…。

ご利用者様とのお別れを経験し、とても考え深いものがありました。私たちの仕事はご高齢の方がお相手ですので、いつ何が起きるかもわからない。突然入院されて会えなくなってしまったり、突然亡くなられることもあります。初めてご利用者様の死を経験した時に、今まで私を娘のように、孫のように接してくださっていたおばあちゃまに突然会えなくなるといった現実に、とても落ち込んでしまいました。

しかし、その経験を通して気がついたのです。このお仕事はある意味、死と隣り合わせのお仕事だと。なので、どんなに忙しくても、その時その時を一生懸命、自分が後悔しないように、ご利用者様に向き合って、一生懸命接遇させていただく、そういう想いが大切だなと。私はそういう気持ちでいつも施術させていただいております。

 

福祉ネイリストとしての次なる挑戦

福祉ネイリストとして、これから挑戦していきたいことや夢はありますか?

夢は本当に叶えるものだと思っていて。今それに向かって頑張らせていただいているところなのですが。

目先の所から考えますと、この度、日本保健福祉ネイリスト協会の認定講師になることができましたので、これからは現役として福祉ネイリストで活動を続けながら、生徒さんには私を身近に感じていただき、目標としてもらえるような存在になりたいですし、講師として、生徒さんに寄り添い、個々が自分らしい福祉ネイリストとして輝けるよう、ワンランク上の福祉ネイリストを目指せるようしっかりサポートさせていただきたいと思っております。そして、想像以上にこの活動には素晴らしいものがあるということを伝えていきたいです。

また、今後新しい動きとして養護施設や小児の発達障害を抱えた方に対しても福祉ネイルで繋がりができたらと企画させていただいております。

そして、私の大きな夢としては、福祉ネイルを日本はもちろんのこと、日本から世界中に広めていくことです。

私のご利用者様で認知症を患った韓国人のおばあちゃまがおりまして。片言で日本語を話してくださる方なのですが、始めはネイルをやったことも次回訪れた時には全く覚えていなかった方が、だんだんと変わってきて、私を覚えてくださるようになったのです。私のことを「モリヤマリー」と呼ぶんですよ!私が訪問していない日に、施設の介護士さんに「モリヤマリー来ないの?私ネイルしたいんだけど。爪キレイにしたいんだけど。」言っていたそうで…。それを施設長から伺った時に、施設長と2人で泣きました。

名前を憶えてくれるという奇跡的な出来事を通して、その時に、福祉ネイルは日本だけではなく世界共通なんだ!グローバル化だ!と思ったのです。

今年の2月、韓国から、福祉ネイリストの資格を取りたいと2名の方が日本保健福祉ネイリスト協会の東京都自由が丘認定校を卒業されていき、既に福祉ネイルのグローバル化は小さく始まっているのだと思いました。これから、私も世界に向けても準備をしていきたいと思っています。

 

どんな方に福祉ネイリストになってもらいたいか

守谷さんはどのような方に福祉ネイリストを目指してもらいたいと思いますか?

一緒に日本を元気にしていっていただきたいので、そういった想いを持ってくださる方たちに福祉ネイリストを目指していただけると嬉しいです。私も日本保健福祉ネイリスト協会認定校講師として送り出したいと思いますね。

高齢者の方には、もちろん笑顔、元気、癒しを届けたいと思っておりますが、きっと、みなさん幸せになりたいとか輝きたいと思うのは年齢関係ないのだと思うのです。今は本当に、小さい子からご高齢の方まで、万人の方にネイルを通して幸せを感じて頂きたいと思っておりますので、全国の福祉ネイリストの皆さんと共に日本全国を元気にしていきたいと思っております。

 

まとめ

福祉ネイルを通して、守谷さんご自身も、たくさんの笑顔、元気、癒しを利用者様から頂いてきたのではないかと思います。守谷さんのお話する利用者様とのエピソードは愛に溢れていて、これから福祉ネイリストとして、必ず皆さんと一緒に日本全国を元気にしていくのだろうなと思えるほどの熱意と想いを今回のインタビューを通して聞かせていただきました。守谷さんはこれから、現役の福祉ネイリストでありながらも日本保健福祉ネイリスト協会の認定校講師として、東京自由が丘認定校から更なる福祉ネイリストを送り出していくでしょう。現在福祉ネイリストとして活動に悩んでいる方やこれから福祉ネイリストを目指したいと思っている方はぜひ守谷さんのインスタグラムをご覧ください。一歩踏み出す勇気やアドバイスをきっともらえるはずです。

守谷真里さんのインスタグラム

髙橋 慶香(たかはし ちか)

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おじいちゃんおばあちゃんが大好きな作業療法士×福祉ネイリスト。その他、医療福祉系を中心としたWEBライターとしても活動中。モットーは「心が動けば体も動く」。

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