第4回研究集会が2023年11月4日(土)に開催決定!
2012年に高齢者に向けたネイルサービスとして始まった福祉ネイルの活動。2015年に現在の一般社団法人日本保健福祉ネイリスト協会(以下「当協会」という。)が設立され、今や全国に1,800名を超える福祉ネイリストたちが誕生しています。
そして、2018年からは佐藤三矢教授(東京通信大学)が当協会の学術顧問に就任し、ネイルによる効果や可能性を証明するための研究活動(彩爪介入)が始まりました。
第4回を迎える今回の研究集会は、2023年11月4日(土)に開催することが決定。
これまでは、当協会主催の『福祉ネイリストアワード』と合同で開催していた研究集会も、初めての単独開催となります。研究演題発表だけでなく、福祉ネイルの可能性を多方面から感じることのできるプログラムが満載です。そんな、日本で初めてのネイルに関する研究集会の今回の見どころをご紹介していきます。
日本初!ネイルに関する研究集会とは
我々福祉ネイリストは、高齢者や障がい者、病気を患いながらも懸命に生きている方々に、ネイルの力で癒し・元気・希望を感じてもらい、たくさんの笑顔を届けたいとの想いで日々活動をしております。実際の施術場面では、爪をキレイに彩ることでの喜びはもちろん、それだけではない奇跡のような効果を目の当たりにすることがあります。
「ネイルをすることでこんなにも喜んでもらえる」「ネイルをしたことで会話が増えたり、生活が変化した」。そういった変化を目の当たりにしながらも、ネイルの効果に関する研究論文は、まだまだ少ないのが現状です。ネイルを中心とした福祉美容を提供することで得られる利用者様の変化や効果を、客観的指標を用いて証明することで、美容が医療福祉の場に当たり前に存在する世の中になってほしい。そんな想いで、当協会では2019年から日本で初めてのネイルに関する研究集会を開催する運びとなりました。
第4回研究集会開催概要
- 開催日:2023年11月4日(土) 14:00-17:00
- 開催方法:オンライン開催
- 参加対象:福祉ネイリストだけに限らずどなたでも参加可能
- プログラム:①一般演題発表(動画形式)
②特別講演(石原剛氏 株式会社フォー・ツリーズ代表取締役)
③特別対談(荒木ゆかり氏 当協会理事長・佐藤三矢教授 当協会学術顧問) - 参加費:<視聴>JHWN協会員・学生 無料
一般 1,000円
<抄録冊子購入>3,000円+370円 ※JHWN,学生,一般一律料金
※視聴申込みされた方には抄録PDFデータがつきます
参加申込みはこちらから
※当日まで申込み可能。ただし、10月4日(水)以降に抄録冊子を購入の方は当日までにお手元に届かない場合がございます。お早めにお申込みください。
ネイルという『未知なる価値を、未来の常識に』
今回の研究集会のテーマは、『未知なる価値を 未来の常識に』です。
これまで、当協会主催の『福祉ネイリストアワード』と合同開催してきた研究集会ですが、今回は初めての単独開催となります。
回を重ねるごとに、より興味深い研究演題が集まってきている中で、今回は演題発表の他に、特別プログラムを2つご用意しています。
特別講演『福祉ネイル導入の実際~介護施設が感じる福祉ネイルの可能性~』
リハビリ特化型デイサービス「コンパスウォーク」(足立区、葛飾区)と訪問看護サービス(足立区)を運営している株式会社フォー・ツリーズ代表取締役の石原剛氏をゲストとしてお招きし、福祉ネイルを取り入れている施設側からみる福祉ネイルの可能性を講演いただきます。
特別対談『福祉ネイリストの未来へのベクトル』
当協会理事長の荒木ゆかり氏と、学術顧問である佐藤三矢教授の二人による特別対談です。新型コロナウイルス感染症による大変厳しい時期を乗り越え、当協会は、福祉ネイリストは、どのような未来を描いていくのか。お二方の生の声をぜひ今聞いてほしいと思います。
最後に
この研究集会で演題発表を行う発表者の中には、元々研究に携わったことのない福祉ネイリストもたくさんいます。そんな方々に対しても、協会として佐藤三矢教授や作業療法士でありながら福祉ネイリストの坂本将德氏にお力添えをいただきながら、福祉ネイルの可能性をカタチにするために、研究に取り組んでまいりました。そこには、福祉ネイリスト一人ひとりの“ネイルや対象者様に対する熱い想い”が込められています。
演題発表や参加(視聴)は、福祉ネイリストのみならず、どなたでも可能です。『美容(ネイル)という未知なる価値を未来の常識へ』。美容が医療福祉の場に当たり前になっていく未来を一緒につくっていきませんか?