第4回研究集会が開催されました!

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2012年、高齢者に向けたネイルサービスとして始まった福祉ネイルの活動。

今や高齢者だけでなく、障がい者、病気を患いながらも懸命に生きている方など、万人が輝きある人生を送れるようサポートするために、全国では2024年1月現在で2,100名を超える福祉ネイリストたちが誕生しています。

2015年に現在の一般社団法人日本保健福祉ネイリスト協会(JHWN、以下「当協会」という。)が設立され、2018年からは佐藤三矢教授(東京通信大学)が当協会の学術顧問に就任し、ネイルによる効果や可能性を証明するための研究活動(彩爪介入)が始まりました。

2019年に第1回研究集会が開催され、2023年11月4日(土)には、第4回研究集会がオンラインにて開催されました。

今回は、第4回研究集会の結果をお伝えしていきます!

第4回研究集会プログラム詳細

【開催概要】

  • 開催日:2023年11月4日(土) 14:00-17:00
  • 開催方法:オンライン開催
  • プログラム
    ①一般演題発表(13演題)
    ②特別講演(石原剛氏 株式会社フォー・ツリーズ代表取締役)
    ③特別対談(荒木ゆかり氏 当協会理事長・佐藤三矢教授 当協会学術顧問)

今回の第4回研究集会は、前回に引き続きオンライン開催となり、400名を超える多くの方々にご参加いただくことができました。また、これまでは当協会主催の福祉ネイリストアワードとの合同開催でありましたが、初の研究集会単独での開催となりました。

今回のテーマは、『未知なる価値を 未来の常識に』

回を重ねるごとに、より興味深い研究演題が集まり、協会内外から13演題ものエントリーをいただきました。また、今回は演題発表の他に、特別プログラムとして、株式会社フォー・ツリーズ代表取締役の石原剛氏をゲストとしてお招きし、福祉ネイルを取り入れている施設側からみる福祉ネイルの可能性についてご講演をいただきました。

最後には、当協会理事長の荒木ゆかり氏と、学術顧問である佐藤三矢教授のお2人による特別対談として、今後当協会は、そして福祉ネイリストたちは、どのような未来を描いていくのか、お話を伺いました。

 

これまでにない異例の受賞結果

今回は13演題の研究発表がなされた中で、以下の3賞を設け、優れた演題が表彰されました。

『JHWN学会賞』:学術的視点から鑑みた審査を実施し、学術的な価値が高いと判断される演題を選出。

『JHWN協会賞』:当協会または福祉ネイルの現場における今後の発展への寄与度が非常に高いと判断される演題を選出。

『JHWN奨励賞』:事例検討または萌芽的な取組段階の演題の中から、保健福祉領域において社会的な有意性が高いと判断される演題を選出。

 

JHWN学会賞受賞演題

【演題名】回復期リハビリテーション病棟における福祉ネイルの気分に与える影響の検討
〜唾液アミラーゼ・POMS2を用いて〜
発表者:佐久間 ともみ

【演題名】ハンドトリートメントに使用する保湿剤の高齢者の肌への影響に関する研究
発表者:柴田 葵衣

【演題名】子育て中(未就園児)の母親への福祉ネイル介入の効果
~子育て世帯の育児ストレス軽減へのアプローチ~
発表者:石井 智子

JHWN協会賞受賞演題

【演題名】障がい者スイマーに対する福祉ネイル介入
~選手本人と周囲の人々における変容に着目して~
発表者:内海 紀公子

【演題名】深爪の改善に対して福祉ネイリストが介入できることに関する検討
~自閉症を有する日本知的障害者水泳連盟所属の水泳選手1名との関わりを通じて~
発表者:石井 智子

【演題名】健常高齢者への福祉ネイルが与えるQOLの向上による興味・関心の変化
発表者:北川 貴惟

【演題名】福祉ネイルの認知度と福祉ネイルの価格に関するアンケート調査
~初めての爪みがき体験を通して~
発表者:岡林 華奈子

【演題名】高齢者施設における福祉ネイル利用の拡大を目指した美容サービスの取り組み
発表者:戸田 美那

【演題名】認知症高齢者への継続的な福祉ネイル介入における効果検証
発表者:角尾 友美

【演題名】美容レクリエーションにおけるネイルの可能性およびビジョンの考察
~介護現場の職員様へのアンケート調査を通じて~
発表者:宮上 昌悟

【演題名】福祉ネイリストによる営業活動で得られたもの
- 営業勉強会Neoにおける営業成績 -
発表者:多賀 由佳

【演題名】男性の障がい者における福祉ネイルへの関心度(ケーススタディ)
レクリエーションの一環としての福祉ネイルの待ち時間と施術中における会話の変化
発表者:辻村 さおり

【演題名】美容レクリエーションに関する意識調査
発表者:齋藤 祐貴

今回の第4回研究集会では、異例の全演題受賞となり、奨励賞受賞者はなしという結果となりました。

演題の内容について知りたいという方は、第4回研究集会の演題抄録集またはアーカイブ配信動画をご購入の上、ぜひご覧ください。

 

①第4回研究集会アーカイブ配信動画購入 ¥1,000
(抄録PDFをご自分でダウンロードされる方)
https://smba.theshop.jp/items/80057572

②第4回研究集会演題抄録集+アーカイブ配信動画購入 ¥4,000
(抄録冊子を購入希望の方)
https://smba.theshop.jp/items/80057393

 

次回第5回研修集会開催に向けて

コロナ禍を経て、当協会では第2回~第4回研究集会をオンライン開催にて実施してまいりました。次回第5回研究集会は、ぜひ皆様方に実際に足を運んでいただき、福祉ネイルや福祉美容の可能性をより身近に感じていただけるよう、オンライン配信も含めたリアル開催を目指します。開催時期は2025年の秋頃を予定しております。

研究をしたことがないという福祉ネイリストの方々に対しては、当協会の研究集会委員が中心となり、研究をサポートする勉強会を開催してまいります。

また、研究集会の演題発表に関しましては、福祉ネイリストだけに限らず、保健福祉領域における彩爪介入の発展に賛同される方であればどなたでもエントリーが可能です。

次回開催の詳細につきましては、決まり次第随時ご案内をさせていただきます。

日々の活動の気づきや福祉ネイル・福祉美容の可能性を皆様方一人ひとりの手で、未来のために形にしていきましょう!

髙橋 慶香(たかはし ちか)

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おじいちゃんおばあちゃんが大好きな作業療法士×福祉ネイリスト。その他、医療福祉系を中心としたWEBライターとしても活動中。モットーは「心が動けば体も動く」。

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