福祉ネイルがミュージカルに!?

日本保健福祉ネイリスト協会の代表、荒木ゆかり理事長をモデルにしたミュージカルを制作していただけるとのことで取材にいってきました。
なぜ福祉ネイリストを題材にしてミュージカルを作ろうと思っていただけたのか?劇団と当協会の関係は?
いつ公開なの?などなど疑問を解決するために劇団の練習日を狙って監督にインタビューをおこなってきました。
目次
ミュージカル練習会場へお伺い
--「こんにちは~!」
お伺いした時点でみなさん既に練習に励まれていました。
--「磯部監督!お疲れ様です。本日はよろしくお願いします。」
美容の仕事をしている頃に劇団四季の『マンマ・ミーア』を見て感銘を受けた磯部監督が20人の仲間と共に作った劇団。舞台経験も監督経験もなかったが旗揚公演では1,000名もの観客が押し寄せた。
夢をあきらめてしまった人へ「置いてきた夢を叶えられる場所」を提供できるように活動を継続しており今回の福祉ネイリストを題材にしたミュージカル「てんしごと」で3作目となる
--「みなさん既に練習されていたんですね!今日はたくさん写真を撮らせていただきます。よろしくお願いします!」
「いやいや、これはまだ自主練の段階だよ、これから全体練習が始まるんだ。」
--「えっ!?通しの練習が見れるんですか!?楽しみです!では全体練習が始まるまでなぜ福祉ネイリストを題材にミュージカルをやろうと思ったのかお伺いさせてください。」
福祉×ネイル×ミュージカル、異例の組み合わせとなったワケ
--「介護福祉施設へ訪問し高齢者へネイルを施す福祉ネイル。これらとミュージカルを掛け合わせようと思ったのはどういったことがきっかけだったんですか?」
「僕は過去の偉人らを題材にするのがキライで。なぜかっていうと、たとえば大阪城を建てた豊臣秀吉なんかはすごいことを成し遂げてるけどその裏では戦争を起こし、人を殺したりもしている。過去の話ってどうしても美化されがち。今現在を生きている人の中でもすごい人っているんだよって伝えたいんだよ。」
--「では過去公演の題材も今を生きる人を?」
「そうだね。この前おこなった『風、どこまでも』では佐賀県の実際におられる酪農家をモデルにしたんだよ。荒木理事長とは、昔からの知り合いでね。日本保健福祉ネイリスト協会を立ち上げる時にたくさんお話させていただいたし、それからも福祉ネイルについての相談をしあう中で協会の理念や思いを形にミュージカルにしたいと思って僕から提案したんだ。」
--「磯部監督からの提案だったなんて光栄です。福祉ネイリストのミュージカル公演が楽しみです!」
歌やダンスも完成間近!通し練習をみせていただきました
荒木理事長をモデルにしているこのミュージカルは理事長が高齢者の方々へネイルをするようになったきっかけから始まり、活動する仲間を見つけ、協会を立ち上げ、学術研究をおこなう佐藤三矢先生を味方につけ……とほぼノンフィクションの公演となっています。
まずは簡単に出番の確認から。
みなさん素晴らしい演技でした!この続きは劇場で!
公演予定日は中之島中央公会堂で2021年1月17日(日)
チケットの発売日は2020年秋以降の予定。販売が開始すればこのページを更新します。この記事を読んで「興味でたな」「見てみたいな」と思った方は大阪市北区にある中之島中央公会堂まで見に来ていただけると幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
住所 |
〒530-0005 大阪市北区中之島1丁目1番27号 |
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施設名 | 中之島中央公会堂 |
第2回公演『風、どこまでも』についてもっとしりたい!という方はこちら
まとめ
福祉ネイルの理念に共感して下さった磯部監督と劇団WAO!のみなさんのおかげで福祉ネイルをミュージカルにしていただけました。歌やダンスはもちろん、それぞれのキャラが立った役どころにも注目です!
2021年1月17日(日)に開催された際にはまた取材させてください!