藤田 真衣さん(福祉ネイリストスタンダードコース修了)
東京都江戸川区を中心に活動予定
私が福祉ネイルの存在を知ったのは近所のショッピングモールで開催されていたキッズネイルイベントがきっかけでした。
これまで障害者施設や病院で勤務する中で、優先するのは「衣・食・住」「健康でいること、安全であること」が多く、自分らしさや楽しみの視点は後回しになってしまい、そういった生活が長く続くと、楽しみを求める意欲が無くなり生きる希望を見失う方もたくさん見てきました。
安全に生活する上では当然と思いつつ別の視点はないのかと模索する日々が続きました。
また、仕事と育児ばかりの日々でもう少し自分を大切にしたいと思ったとき、フットネイルに初めて行き綺麗に装飾された自分の爪を見てとても愛らしくなりました。その時、仕事でのもやもやも重なり以前見た福祉ネイルの存在を思い出しました。
自分のために色や絵を選んで、施術してもらい、それが後からでも見返せる。楽しい思い出が残る。これが生きる希望や自己肯定感の一つにつながるきっかけになるのではと思いスクールに通うことにしました。ネイルを自分でしたことがなく不安も多くありましたが、優しく丁寧に教えて下さる東條先生やイベントを通じてスクール生の方々とも交流ができとても楽しく学ぶことができました。何より自分自身の楽しみも増えました。
自分を大切にすることや綺麗になりたいと思う選択肢が環境や体調により無い方々もたくさんいらっしゃいます。
福祉ネイルのように訪問型かつ福祉の視点を勉強している方々の活動は、選択肢がなかった方々の生き方の幅を広げるきっかけの一つになると思い、私もそんな存在の一人になりたいと強く思います。高齢者施設や障害者施設、在宅で医療を受けている方など求めている方々はたくさんいると思うので、「きれいになること」「お金や時間を自分に費やすこと」が贅沢ではなく選択肢の一つになれるよう必要性や存在をもっともっと広げていきたいと思います。そのために技術はもちろん啓蒙活動等含め精進したいと思います。
