望月 有梨さん(福祉ネイリストスタンダードコース修了)
千葉県松戸市を中心に活動予定
福祉ネイリストになろうと思ったきっかけは、祖母の認知症です。
いつもお洒落でメイクもばっちり、自分でネイルもして本当にいつも綺麗で自慢の祖母でしたが、6年ほど前から認知症になりました。
そこから祖母の介護が始まり、介護とは大変と聞いていたものの、短期間ですが実際に私も経験してみてこんなに大変だとは思ってもいませんでした。
日々増える部屋に貼られていくメモの数。料理上手だった祖母は野菜の切り方すら忘れてしまっていました。少しずつ認知症が進行していく祖母や、初めての介護で体力的にも精神的にも疲労困憊している母の姿を見て、私に出来ることはないのか調べていたところ、東條先生のSNSを見つけました。
発信されている投稿を見て「これだ!」と思い受講させて頂きました。
そんな祖母ですが去年の10月に亡くなりました。祖母にはたくさんのことを教えてもらったと思います。生前、祖母にハンドマッサージとネイルをしてあげました。
「あら、これ誰がやったん。綺麗やな~」とずっと爪を眺めていた祖母の姿はとても可愛らしく、あの笑顔はずっと忘れません。
今ではそんな祖母の姿を近くで見れて良かったなと思っています。
実地研修では3名の方へ施術させて頂きましたが、会話を続けることがとても難しく、ご利用者様は楽しまれているのだろうかと不安な気持ちでいましたが、施術が進むにつれて会話の数や笑顔の量も増えていき嬉しそうにお爪を眺めている姿が皆さんとても印象的でした。
ご利用者さんの喜び、楽しみ、悲しみといった感情の共有をしていくことが重要だなと思いました。長い人生における大切な思い出を聞かせていただきながら、私自身の生き方のヒントを教えてくれているような気がして、1人でも多くの方に寄り添えるような福祉ネイリストになりたいと思います。
私は介護職でもなければ、ネイル初心者です。これから高齢者が増えていくなかで、みんながなんでもいいからできることする。
自分が出来ることで何か少しは変わるのではないかなと思います。
これからたくさん模索し、沢山の方から学ばせてもらいながら、まずは“福祉ネイル”の存在を私の周りの人から認知してもらえるよう、活動をしていきたいと思います。
