Voice生徒・卒業生の声

小林 直子さん(福祉ネイリストスタンダードコース修了)

2025.11.27

千葉県八千代市を中心に活動予定

私の父親は 10年以上 病院や施設のお世話になり現在も施設で生活しています。

その間その事で家族も精神的に病んだりして、自分自身も壊れそうなことや大変なことがたくさんありました。

いつも病院や施設で相談に乗ってくれる人達、父をお世話してくださる人達をずっと見てきて、他人になんでこんなにできるんだろう、、なんてすごい仕事なんだろう、と感謝はもちろん感動したりして、逆に自分には何ができるんだろう、、といつも思っていました。

勇気づけるどころか、私は本人達の前では笑顔で頑張れても一人になると落ち込んでしまう毎日でした。

介護事務の資格を取ってみたりもしましたがしたいことはこれじゃないな、と。

じゃあ介護の資格を取れば?いやいや、そんなことは私には無理だしこんな歳になって今さらそんな……。

万が一資格がとれたとしても私なんかはそんな体力的にも精神的にもそんな大変な仕事ができるような人間じゃないし、と言い訳ばかりで。

自分の選択が間違ってたのではないかと悩んだり父にも家族にも私にできることはあまりにも小さくて自分の無力感に苛まれることも多々ありました。福祉ネイルは近年までなんとなくそれらしい姿をテレビなどで見たことはあってもそれはなにか特別な人達で私には縁のないことだと思って特別意識もしてなかったことが、あるきっかけで「福祉ネイリスト」という具体的な仕事があることを知りました。

その時、え?それならもしかしたらあたしにも挑戦できる??と急にリアルになって、いろいろ調べ始めスクールに辿り着きました。

入会してしばらくしてart&meetingで他の生徒さんや卒業生と集う機会があり、その半分以上が介護経験があったり現在も従事者で、あとの殆んどは福祉ネイルにくる前からネイリストさんだったり。志も実戦力も技術も高くバイタリティーのある人ばかりでした。

介護にもネイルにも縁のなかった人は本当に数えるほどしかおらず正直場違いのところにきてしまったと愕然としたのを覚えています。

それでもその気持ちと矛盾するそういう人達といた時間の楽しさや、福祉ネイリストという仕事を知るにつれて、ただ単にその時を笑顔にするだけでなく実際に 認知症の予防や進行を遅らせることに役立つと知った時などは、これまでの無力感から少しだけ解放される気がしたし、とりあえずやってみよう、と。福祉ネイルリストの仕事をよく知らない人の中には最初は私と同じように感じる人も少なくないかもしれません。

でも私もそう思いながらも続けて、実際に老人福祉施設でのハンドトリートメント体験会や、デイサービスでの実地体験で出会えた笑顔に、私自身が嬉しい幸せと感じた気持ち、、、あーやりたいのはこれだーーと思いました。

お祭りでの子供達の笑顔も私が元気をもらいました。看護師や介護士のようにすごいことはできなくても、他の福祉ネイリストさん達のように活動的に動いたり上手くはできなくても、私は私でいいんだと、小さくても私ができることでいいんだ、とあの笑顔が思わせてくれました。

小さな小さな力ですが少しでも誰かのなにかの小さな幸せに繋がると信じ、これからも私のペースで私なりに頑張って行きたいと思います。

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